この記事では技術士二次試験の記述式の対策としての、文章力を高める方法について解説します。
2019年度に試験制度が変わり、ひとつの大きな変更点として択一式の問題が記述式問題に変わったことがあります。そのため、文章力を高めることが技術士試験への合格の近道になります。
さらに言うと、文章を書けるようになると、技術士の対策としてだけではなく、提案書や報告書を欠けたりと仕事でも役に立ちます。昇進試験などの対策にもなりますので、文章をかけることで仕事で稼げるようになったり昇給したりできる、一石二鳥です。
技術士試験対策としての文章力を高める方法のポイント2つはこちらです。
- インプットを増やす
→技術士に必要な知識を増やす - アウトプットを増やす
→知識を文章等で表現する機会を増やす
ちなみにこの記事は、これから技術士の試験勉強を始めている方や、既に勉強を始めていて文章の書き方に関して本質の部分を学んでしっかり合格したいといった方向けに書いています。
基本のポイントを抑えながら勉強を進めると、成長スピードも速くなります。
それでは、具体的にインプットとアウトプットの増やし方について、それぞれ書いていきます。
アウトプットの増やし方
先に見落としがちなアウトプットから書いていきます。技術士の試験勉強で、情報のインプットにかなり時間がかかるので、アウトプットが結構見落としがちになります。
今までインプットしたものを急にアウトプットしてみてと言われると最初は詰まってしまうと思います。
例えば、この問題でどんな文章を書くか実際にイメージしてみてください。
上下水道事業を安定して継続させるための様々取り組みが求められている。
これについて技術者としての立場で多面的な観点から、上下水道事業に共通する課題を複数抽出しその内容を観点とともに示せ。
(令和2年度の上下水道部門の必須科目より)」
事前の知識があったとしても、いきなり文章を書けと言わても難しいと思う方が大半だと思います。
自分もそうで、勉強し始めの頃は、ひたすら参考書を読んだりしてインプットしていたのですが、実際に文章を書く練習をしてなかったので、かなり最初は躓きました。
実際に比率で言うと、インプット98に対してアウトプット2くらいだったので全然だめだめでした。(このアウトプットの比率を上げる重要性に気づいてから試験期間が短かったのでめちゃくちゃ焦りました)
なので、これから勉強される方はインプットを増やすことだけではなく、アウトプットする機会を増やすことを意識した方が良いです。
比率としては最低でも2割以上はアウトプットにかける時間を増やした方がいいです。
やり方はなんでも良くて、ノートに書いたり、ブログに書いたり、Twitterで呟いたりすると良いです。
書き方のポイントについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

また、アウトプットの重要性について書いた本もあります。少し前に流行っていた本なのですが、本質の部分は変わらないです。
なぜアウトプットが重要か?と言うのを腹落ちして勉強するのとしないのとモチベーションが大きく変わるのでおすすめです。中古でもあるので1,000円くらいで買えます。
次にインプットです。
インプットの増やし方
こちらはアウトプットと絡めた方法をステップごとに説明していきます。※もちろんこれは一例なので、ご自分のやり方を探すための参考になれば幸いです。
参考書を読む
科目ごとに参考書は変わると思いますが、CEネットワークのものがおすすめです。
いずれも3,000円くらいで若干高いですが、インプット情報に必要なキーワード体系表が載っていること、過去問の参考例が多く載っていることです。なので勉強する上では必携になります。
こちらの対策本を”過去問以外”読んで理解を進めます。
過去問を解く・読む
ある程度上記の参考書でインプットを増やすことができたら、まずは一回掲載されている問題を解いてみます。
この時実際に問題を解く時は、ネットや参考書を読んでも大丈夫ですので、回答例を見ないで一度自分で書くことをおすすめします。
書き終えたら回答例と見比べます。比べ方のポイントは次のとおりです。
・キーワードは何か?あっているか?
・文章構成はどうなっているか?
まずは回答例のキーワードがどれかを探して、自分の解答に含まれているかを確認します。
もう一つは説明の文章構成がどうなっているかを確認します。結論はどこにあるか、理由はどこにあるか、事実はどう言う風に書いているかなどです。
こんな感じで、アウトプットした情報が足りているか?表現が伝わりやすいか?を確認していきます。
つぎにインプットをまた繰り返します。
インプット:深掘り
また、上記の参考書だけ技術士試験を受かるためには情報量が全然足りないので、さらに知識を詰め込みます。
情報インプット例として以下があります。
- 参考書
- 政府HP
- 学会・展示会
参考書は、いろいろありますがよく使われているものを具体的にあげます。ちなみに、政府いきなりHPからいくと訳が分からなくて読めないといった方は、参考書である程度知識をつけてからHPを見ると良いです。
建設部門
上下水道部門
上下水道部門を受ける方で知識があまりないので、基礎から学びたいと言う方向けにこちらがオススメです。
特にトコトンやさしいシリーズは図解でわかりやすいのと、体系的にまとまっているので理解すると知識が定着しやすいです。
いずれも中古などあったりして500円〜1,000円くらいで買えます。
政府HPは建設部門であれば国交省、上下水道部門であれば厚労省・国交相のHPからガイドラインなどをみていきます。
もう少し具体的に書いてある、こちらの記事もご参考ください

あとは関連の学会や展示会に行くのをとてもオススメしています。仕事で忙しくて行けないと言う方も多いかもしれませんが、少しでも時間があれば、実際に足を運んで最新の情報を取り込むと、本だけで得られない情報を得られることが多いです。
まとめ
以上をまとめると、技術士対策として文章力を上げるためには、インプットとアウトプットの両方が大事と言うことと、アウトプットを忘れがちなので、意識しながら勉強をしていきましょうと言うことでした。
以上、ご参考になれば幸いです。
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